ややこしいことになった・・・。

　今日は株の話。せっかくいい具合に含み損が減っていたのに、またしてもドボン・・・。ジクト。金曜のお昼にアトムによる吸収合併が発表されたようで、一気に１３円安。１０００株保有で１３円動かれるとちょっと痛いけど、気づいたのは１５時回ってからだからどうしようもない。

　詳細を調べてみると、合併する３月にジクト１株に対しアトム０．６株が割り当てられるそうな。なので本日の下げはジクトに悪材料が出たというわけでもなく、アトムの株価とジクトの株価間のサヤがなくなった、という動きになる。電卓で弾いてみると、見事にジクト×０．６＝アトムの公式が成立している。

　私の場合、ジクトを保有し続けていれば、３月には現在保有しているアトム１００株と合わせてアトム７００株の保有となる。ここでまたしても問題が発生。

　ジクトの優待権利日は２月末。アトムは３月末。合併の日時の詳細がまだ分からないのだが、２月末のジクトの優待はもらえないのだろうか。また、アトムの優待はジクトとの交換分も対象になるのだろうか。

　こういう時は企業に直接聞いた方がよい。昨日早速質問してみたが、両企業とも即日で返答がきた。

　ジクトの回答。「２月末の優待は今まで通り発行されます。」とのこと。まずは一安心。どうやら暴落して大損は免れたよう。

　アトムの回答。「ジクトとの交換分も優待の対象になります。」とのこと。まぁそれは当たり前のことだが、３月末までにあと３００株新規で保有して計１０００株保有にしておけば、３月の優待は１０００株分の優待を得ることができるのか？と聞いてみたところ、「その場合も、名義と住所さえ一致していれば１０００株分の優待を発行いたします。」との返答。なるほど、此度に関しては、企業の返答が本当なら、（ウソならタチが悪いが・・・。）優待の２重取りができるというわけだ。

　では、アトム３００株の買い時はいつがいいのか？これがよく分からないで今悩んでいるところ。ジクトは２月末に優待を発行した後、吸収合併されてなくなる。通常の動きだと、優待権利日には「配当落ち」があるし、なくなると分かっている株をあえて買う人もそんなにいないだろう。いるとすれば、合併比率から見て割安と思った人が買うぐらい、だと思う。となると、アトムとのサヤがめちゃくちゃ広がるということも考えにくく、ジクトの配当落ちの日にアトムが下げたら、その日に買えばお得なのか？どうなんだろう・・・。

　でも、こういう類の思考っていうのは、「考えることはみな同じ」ということを頭に入れておかなければならない。皆が私と同じことを考えているとすると、此度はジクトの配当落ちがそれほどないのかもしれない。

　今まで吸収合併される株を保有していることなんてなかったから、こういう時どう動いていいのか全く分からない。一体この先どうなるのか。株とかＦＸって、ホントに想定外の事態がいろいろ起こりますねぇ・・・。