久々に稼動の機会を与えられて、無我夢中で打ち込んできましたが、ここにきて体調を崩してしまいました。どうやら風邪を引いたようです。昨日は熱を出しながらも1日打ってましたが、すでに下火なのを妥協して打っていたので、今日は早目にヤメて帰宅。またぞろ来月は苦しくなりそうです(苦笑)。
さて、ゆっくり寝たら多少元気も出てきました。時間もできたことなので、最近ご無沙汰だった投資関連の話でもしましょう。まずはFXから。
このところの狂気の円高は皆さんもニュース等でご存知のことでしょう。私もわずかながらその被害を受けました。豪ドル円を88円44銭という高値(あの時は安いと思っていた^^。)で掴んでしまい、その含み損が現在24万円程度あります。損切りはいつでもできるのですが、このポジションはくりっく365でのポジションで、将来の税金対策として使えるので、レバ1程度の安全運転にして現在も保有しています。
レバ1というのは、外貨預金をしているのと同じであり、為替レートが0にならない限りはロスカットにはならないんですね。数年後に88円44銭以上まで回復する時がくれば、スワップ分が丸々浮く計算になりますので、下手にトレードするよりはよっぽど儲かります。塩漬けには違いないですが、レバレッジを下げるというのは、スワップ投資では基本中の基本です。
現在、豪ドル円のみならず、ランド円、トルコリラ円、ポンド円、ユーロ円など、円高の時期に乗じてポジションを仕込むことを検討していますが、まだまだ下げ基調が終わったとは到底思えないので、慎重にならざるを得ません。豪ドル円に関しては、55円付近で豪準備銀行が介入を行ったようで、この辺りが下値支えとなる可能性が高くなってきました。もし、再びこのラインまで下げてきた場合にはトリプルボトムを形成する可能性大とみて、今度こそポジションを仕込みたいと思っています。(今買っても別段問題はないのですが・・・。)
ランド円、トルコリラ円など、新興国通貨に関しては、値頃感で売買するのはかなり危険です。それより、値動き以前の問題として、流動性に乏しいということがありますので、いつ取引停止になるか分からないというリスクがあります。取引停止になってしまえば、いくらレバ1で運用していたとしても、強制決済を迫られますので、予定外の損失を出す可能性も否定できません。現状では、このあたりのリスクを覚悟してポジションを取らなければなりませんね。
それと、おとついアトランティックでUSD/HKDのスポットポジション(買い)を100枚ほど仕込みました。買値は7.7523。アトランティックは現在0スワップですが、ほとんどの業者ではマイナススワップなので、このレートでマイナススワップでない、というところが良いですね。オーバーナイト金利の状況から見て、これ以上スワップが悪くなる可能性は低いのではないでしょうか。そのかわり、アトランティックはスワップの回復も遅いという欠点はあります。スワップの回復が早いのは、SVCやアストマックスなどのサクソ系ですね。この業者あたりがプラススワップになれば、レートの急騰も予想されます。
現在、USD/HKDは下限近くで張り付いて動かなくなっていますが、先日香港の要人発言の中で、当面の間はペッグ制を放棄することはないとの発言がありましたので、下限を抜けるリスクは少ないと見ています。アメリカの政策金利は1%になりましたが、それに伴い、香港のオーバーナイト金利も現在0.3~0.7%程度で安定しているので、スワップ市場が安定してくれば、いずれプラススワップが復活するとみて買っています。
SVCでの6ヶ月フォワードは現在も保有中で、現在10万程度の含み益となっています。これは1日2000円程度のスワップを確定させているので、よほどのことがない限りは満期まで保有する予定です。
現在の状況はこんな感じです。いずれにしても、金融不安は今ようやく実体経済に影響が出始めたばかりで、世界恐慌がまだ始まったばかりという見方もできますので、投資活動は慎重に行なわなければなりませんね。
少し長くなってしまいましたので、株の話は続きに書いておきます。興味のある方はどうぞ。
優待目的で3月あたりに買い漁った日本株ですが、吉野屋の暴落をきっかけに、確定損、含み損をすべてひっくるめると、一時は50万円を超える損失となっていました。長期保有前提とはいえ、これだけ損失が膨らむともはや感覚が麻痺してしまって、打つ手をなくしていました。
いろいろ考えた挙句、動かないのが賢明と判断して、カッパクリエイトだけ利確し、後はすべて塩漬けにする覚悟を決めました。現在は相当値を戻しており、39万円近くあった含み損も17万円程度にまで回復しています。値頃感から買われたのか、優待株は回復が意外と早いようです。配当落ちも激しいですが(苦笑)。万が一この含み損が回復しなくても、配当と優待を数年受け取り続ければ元は取れますし、くりっく365で利益が出せた場合には、この含み損を確定させて、FXの利益と相殺することも可能なので、如何様にでもなります。FXにしろ株にしろ、毎年利益を出し続けることは不可能。損を出した時の対応こそが重要だと思っています。トータルで勝てればそれでよいのです。
現在、懲りずにスギホールディングスの買いを検討中。ちょっと前までスギ薬局という銘柄名だったのですが、いつの間にか持ち株会社となったようです。傘下にジャパンが入っており、ジャパンでよく買い物をする自分にとって、5%割引や半年に一度3000円の商品券が魅力です。高い水準の配当もいいですね。以前は株価が3000円を超えていて、かつジャパンでは優待が使えなかったため、積極的には買う気になれなかったのですが、此度の暴落にて、スギホールディングスの株価も現在2300円程度にまで下がっています。もう少し早く気がついていれば2000円を切っていたのですが・・・。ここから上がるか下がるかはわからないですが、財務関連も健全かつ規模が大きいですし、仮に1000円程度にまで暴落しても、数年持ち続ければ元を取ることができます。今月頑張ったご褒美にスギホールディングスの株を100株買おうかな^^。
後は、マクドナルドホールディングスの買い増しを検討中。この下げ基調の中でも、マクドのような優良企業はあまり株価を下げませんでした。今はリバウンドでかなり株価を戻していますが、マクドの優待と配当はかなり魅力があるので、100株の優待ではちょっと物足りない感じがするんですね。300株保有すれば、優待も配当も3倍になるので、割安な今買っとけば、これも長期保有で利益が出る可能性は高いと見ています。
今回の暴落で学んだこと。それは、優待目的で株を買うことは決して悪いことではないということ。ただし、常に最悪の事態を考えて、損失が出てもいいように覚悟を決めておくこと。優待はいつ廃止になるか分からないリスクもあるので、できるだけ財務的に健全かつ規模が大きい企業を選定すること。これさえできてきれば、長い人生ですから(意外と短いかも!?)、投資活動を楽しみながら賢く利益を上げることができると確信しています^^。
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