今週を振り返って。

今週の収支 +312480円

~今週は主要通貨ペアで提示されていたレートが原則スプレッドより開いていたFX業者が数社あり、ツイッターでもあちこちで嘆き節が散見された。私がスキャルピングでネグラとしているヒロセ通商さんとJFXさんにおいてもそれは同様。昨日は雇用統計だったがドル円は常時0.4pips、ユーロ円に至っては0.6pipsといった状況が深夜、未明になっても解消されず、ノートレードと相成った。

条件が悪い時は無理にトレードしなくても良いと思っている。こんな時のために複数の業者に口座開設をされている方もおられると思う。自分が良いと思う業者で取引すればいい。我々一般的な顧客は好きな時に好きな業者を叩くだけで、叩かれることは決してないのだから、実にお気楽な商売である。


~なぜ原則スプレッド提示を捻じ曲げてまでスプレッドを開けなければならないのか?

そこに大きな不満や疑念を抱いている方も多いと思う。私もすべてを知っている訳ではないし、以下に書くことはあくまでも私的推察に過ぎないということをご承知いただいた上で、私的な見解を書いておこうと思う。

スプレッド規制

3月30日にツイッターでこのことに言及したのだが、ツイッターだと字数が限られるのでどうしても端的な文章になってしまい、私が感じていることすべてを表現することが難しい。

業者側の立場になって考えてみると、市場がスカスカ(カバー先でレートの提示がほとんどない)の状況で顧客の注文を受けることはリスク以外の何物でもなく、何でもかんでも注文を受ければ自社の利益に繋がるという訳ではない。注文を受けたくない時だってあるのだ。注文を受けることによって損失が出るぐらいなら、顧客から文句が出ても、自社が損失を出さないためにスプレッドを拡大させるのはやむを得ない。慈善事業ではないのだから、当然のことではなかろうか。注文を受けるも受けないも、基本的には業者の自由。

ただし、頻繁にこのような対応を続けていれば、顧客が他社に鞍替えするかもしれないというリスクも同時に背負っている。業者間で競争があるのだから、これもまた致し方ないことだろう。


~では、なぜ市場が薄い時にも関わらず、スプレッドゼロや0.1pipsで注文を受ける業者があるのか?

ご聡明な皆様方ならすでにお気づきのことと思うが、顧客から受けた注文をカバーに出すか出さないかも基本的には業者側の裁量。おそらくは、顧客の9割程度は「最終的に負ける」ので、カバーに出せない時(カバーに出すと損失が出る時)は、無理にカバーに出さないで、自社で受けたポジションをそのまま持っておき、タイミングを見てカバーに出すか、顧客が損切りをすることによって最終的に収益を上げるという手法を取っている可能性がある。しかし、私が2社から口座凍結を喰らった経験からいくと、この理屈では辻褄が合わないこともあって、一概にそうとは言い切れない面もある。

あるいは、隠れコストの存在。表面上のコストがゼロや0.1pipsでも、見た目がそうなっているだけであって、約定した時には目に見えない形でコストを支払っていることがある。これは、約定させた直後のプライスアクションと実際の約定レートを比較すればおおよその実体が見えてくる。たまたま滑ったというのと、意図的に滑らせている、操作しているのとでは意味が違う。でもこれはプライスアクションに敏感な方でないと気づけないかもしれない。

リスクが少ない注文の受け方としては、スプレッドとは別に手数料という形(NDD)で料金を取れれば堅いのだろうと推察するが、それでは顧客側が不満となり、NDDでは業者間競争で勝ち抜くことが難しい収益構造が常態化してしまっている。

業者も好き好んでいたずらにスプレッドを拡大させている訳ではない。収益構造上、手数料も取りにくい時代となっているから、苦渋の決断だろう。しかも、当局が定めた自主規制に従うなら、スプレッドを拡大させられる時間も限られている。私的には市場が薄い時にスプレッドをやむを得ず拡大させる業者ほど正直かつ真っ当な業者だろうと思っていて、顧客から受けた注文のほとんどをカバーに出しているからこその対応なのだろうと推察している。そして、このような業者で取引をしている限り、「口座凍結」の憂い目に遭う可能性は極めて少ないのだ。


~「口座凍結」の対応を取るのは、自社にとって都合の悪い顧客だから、という理由に他ならない。あえてここではどことは言わないが、凍結の対応を取るのは一見有利な取引条件を提示している業者に多い傾向がある。まぁ、そうでなくても長期的な見地で自社の利益にはならないと判断された場合は、いかなる事情があっても出禁を喰らうだろう。

カイジ3

業者側にも顧客を選ぶ権利はあるだろうから、凍結に関して納得がいかない理由を並べたてられても仕方がないようにも思う。ただし、顧客も利益を上げるためにベストと思われる取引手法を選択して取引しているだけであって、業者に迷惑をかけようと思って取引している訳ではないので、都合が悪ければ凍結の前に一言警告ぐらいはしてもらいたいとは思う。


~私がFXのスキャルピングでのネグラとさせていただいているヒロセ通商さんとJFXさんは、スキャルピングOKを公言している数少ないFX業者。正直であるが故に、やむを得ずスプレッドを拡大させることはあるだろう。最大のメリットは、スキャルピングを自分が思うようにやりたいだけやっても、それが理由で口座凍結とはならないこと。このメリットが私的にとても大きいのだ。口座凍結の経験がお有りの方々であれば、私の気持ちも少しはご理解いただけるのではなかろうか。

私もこれまで国内の主要FX業者、証券会社のほとんどと遣り取りをさせてもらってきたが、顧客は勝ちたいと思っているし、業者は利益を上げたいと思っているから、なかなか手に手を取り合える業者さんはないというのが実情。

ヒロセ通商さんとJFXさんにおいては、

顧客が勝つ⇒継続して取引してもらえる⇒業者の利益

という構図が成り立つ数少ない業者
なのだ。

顧客の全員が勝ち組になることがヒロセ通商さんとJFXさんの理想であり、自社の収益となるのだ。だからこそ、私はヒロセ通商さんとJFXさんをスキャルピングのネグラとしている。


~さて、ヒロセ通商さんとのタイアップ特典「自分年金型積立手法 メキシコペソ円編」の運用状況のご報告。2021年8月19日より元金30万円で開始し、マニュアル通り忠実に運用してフォワードデータを約1週間毎に公開し続けている。(元金は2021年11月24日(水)に20万円入金し、50万円に増資している。)

3月4週目 メキシコペソ円

運用開始から211日が経過した2022年3月17日時点でポジションを2つだけ残し、一旦運用を停止している。本日で運用開始から226日が経過しているが、休止期間も含めて現時点で取らぬ狸の年利換算をすると、含み損益込みで約49.3%といった推移になっている。誇大宣伝とならないよう、元金は30万円ではなく50万円で利回りの計算をしている。

本来、自分年金型積立手法は裁量なしで運用できる手法なのだが、先々週、裁量で運用を停止するに至った考えを再度記載しておく。

1、高金利通貨は長期的には下落する傾向にある
2、6.0円アラウンドが強力なレジスタンスなる可能性
3、米金利上昇に伴い、新興国通貨から米ドルへの資金シフトの可能性
4、このまま5カ月程度休んでもすでに年利30%程度を得られている

1については、メキシコペソ円はそこまで顕著な傾向は見られないにしても、じゃあかつての8円とかまで戻すか?と言われたらそれはほぼ絶望的といっていいだろう。ただし、昨年に関してはメキシコペソ円はロングの期待値が高く、高金利通貨でロングの期待値(スワップ込み)がプラスだったのはメキシコペソ円とインドルピー円だけだったとか。今のFXの環境で高金利通貨をロングで回すならメキシコペソ円がベターという考えは変わっていない。

2については、先週末時点での完全なる予測。(残念ながら予測は外れてしまった。)

3については、今後米金利が上昇するにつれて現実味を帯びてくる話だと思っている。仮に米金利が2%まで上昇したなら、高金利通貨などを無理に買わなくても米ドルで預金しておけばいい、と考える富裕層もたくさんいるのではなかろうか。

4については、すでに今年のノルマを達成したというか、私的に目標としている年利30%をクリアできていれば、もうあまり無理をする必要はないのだ。ポジションを減らす以上得られるスワップは減ってしまうが、反転下落を待って仕掛けた方がパフォーマンスが良くなる可能性もある。とにかく、高金利通貨は下落し出したらスピードが速い。もうそろそろ警戒しなければいけない時期に差し掛かっていると思う。

今保有しているポジションは、あわよくば「ゾロ目」で決済をしたいというスケベ心から決済を4月まで引き延ばした次第なのだが(苦笑)、もうゾロ目には拘らず、近い将来決済してしまおうかと考えている。

しばらく休止期間に入るが、頃合いを見て運用を再開する予定。再開した際にはブログ、ツイッター経由にて必ずご報告させていただく。


自分年金型積立手法で成功する秘訣は「欲張らないこと」。とにかくこれに尽きる。私がCFDで失敗したように、欲張ると含み損の恐怖との戦いとなり、大きなドローダウンを喰らう可能性が高くなるので要注意。かなり退屈なぐらいで丁度いいと思う。この公開用口座ではお恥ずかしいところは極力お見せしないよう努力をしているつもり。その甲斐あってか、今のところ高パフォーマンスを維持できている。

パフォーマンスを良くするには、手法の工夫だけではなく、業者選びも重要。ヒロセ通商さんの高スワップ水準やスプレッド縮小が寄与してくれているのは言うまでもない。

同じようなやり方を豪ドル円や米ドル円でやってもいいし、株関連でやってもいいと思う。投機は難しいが、利殖は欲張らなければ比較的簡単なので、投機で結果が出せない方は是非ご参考にしていただけば幸甚である。

自分年金型積立手法 2021年約定履歴

メキシコペソ円ですらこのようなパフォーマンスが示現するのだから、米ドル円や豪ドル円ならさらなる高パフォーマンスとなることはご想像に難くないであろう。ご参考までに、長年実践を続けている米ドル円、豪ドル円での自分年金型積立手法の2021度のパフォーマンスは、11万6974pipsのプラスと相成った。金額にして119万1814円のプラス、年利換算では驚愕の375.9%となっている。

2022年 自分年金型積立手法

そして、2022年3月に円安のビックウェーブが到来し、2022年は4月2日(土)の時点で、10万4706pipsのプラス、金額にして107万4891円のプラスとなり、現在運用を休止中といった状況である。


    ↑  ↑  ↑
まだヒロセ通商さんの口座を開設されていない方については、新規1万通貨以上の取引(通貨ペアの縛りなし)で、「自分年金型積立手法」のレポートと現金5000円がキャッシュバックされるので、ご検討いただければ幸甚である。(上記バナーを経由していないと、レポートやキャッシュバックの特典が受けられなくなるので、ご注意いただきたい。


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すでにヒロセ通商さんの口座を開設しておられる方は、LION FXでポンド円片道30万通貨以上の取引していただき、上記バナー経由で専用申込フォームからお申し込みいただければ、ヒロセ通商さん経由でレポートが送付される。

お申し込みは必ず上記バナー経由にてお申し込みいただくよう、お願い申し上げる。(本キャンペーンはキャンペーン条件が満たされれば自動的に申込まれるものではなく、キャンペーン専用申込フォームからのお申込みが必要となる。上記バナーを経由していないと適用対象外となるのでご注意ください。

本レポート内容に関するご質問はもちろんのこと、FXでお悩みのことがあれば、ブログ内コメント欄、メールフォーム、ツイッター経由にて、何でもお気軽にご相談いただきたい。

※ツイッター⇒FX 億トレーダー「しん」


~それでは、来週も頑張っていきましょう!

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しん



初めまして。「しん」と申します。
兼業トレーダーです。
パチンコライター⇒独立開業、現在に至ります。

※タイトル下にあります書き出し文について

田山ファンの方々におかれましては、ご気分を害された方がおられるのではないかと思います。誠に申し訳ございません。

故田山幸憲プロは、私のパチンコスタイル、さらにはFXでのトレードスタイルにおいて多大なる影響を受けた方の1人で、今でも心の師匠として生き続けており、憧れの存在でもあります。田山プロの境地に立てるよう、日々精進を続けていますので、何卒ご容赦くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

※FXで勝てるきっかけを与えてくださったのはJFXの小林社長。ヒロセ通商さん主催「プレミアム大反省会」で、小林社長直々に「仲値トレード」、「プライスアクション」、「ポジションの傾き」について教えてもらえたことが大きかったです。トレーダーとして尊敬しているのはジュンFXさん。次々と新たなる目標を掲げて活躍されておられるジュンさんの背中を追い続けています。

私のスキャルピングのスタイルは、一言で言うと、「大口のエントリー方向に後出しジャンケンの要領で入り、コバンザメのように張り付き、大口が利確する前におこぼれを頂戴する」ようなイメージのスタイルです。

◎卒業論文
・ピアノ演奏
 ショパンポロネーズ作品No.40-1

〇資格
・小学校第一種免許
・学校図書館司書教諭
・日商簿記2級
・税理士科目(簿記論、財務諸表論)
・普通自動車運転免許


〇趣味
将棋(アマ四段)
ソフトテニス
ブログ巡り
株主優待の有効活用法を考える、など

日々のつぶやき(ツイッター)

管理人「しん」のオススメFX業者

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