今週を振り返って。(壮絶な1週間…orz)

今週の収支 -1516994円

~今週はCFD(ナスダック)の損切り祭りの開催と相成った。これでも自分としてはよく頑張った方だと思っていて、10pipsでもいいから損切りしたラインより安い所で買い、買ったラインより高い所で1つずつ損切りを繰り返しているつもりなので、単にバッサリ切るよりもパフォーマンスは良くなっているはずである。

ところが本日集計してみると、命を削る思いでトレードをした確定益の分はたったの11万円ぐらい。これでは全く割に合わない。短い足ばかりに気を取られて神経をすり減らしてガチャガチャやっても実入りは少ないということなのだろう。指値を入れて放置していたらおそらくこの5倍は儲かっていたことだろうが、これはタラレバなので、現時点での私の実力はこの程度ということ。

CFD 含み損益2

そして含み損はまだまだ全然大きい。今週末の時点でCFDの含み損は580万8279円。

先週末の時点と比べて気持ちはポジティブになっていて、少し誇張した表現をすると、もう勝った気持ちになっている。含み損が100万減ったからとか油断とかではなくて、今回の損切りを経て実は「似非必勝法」に気が付いてしまったのだ。「似非必勝法」についてはまた後程。

メレブ

惜しむらくは月曜にNYダウが1000ドル下げた後1000ドル上げるという絶好の乱高下があったにも関わらず、これを指を咥えて見てしまっていたこと。メレブじゃないけれど、

「バカかしん、しんバカか!」

と叫びたくなるぐらい(笑)。

この日はを損切り執行した直後で、1日様子を見ようと思ったのは実に私らしくない。底で買えなかったことが悔しいとか、そういうことではない。常日頃から「ボラティリティーは利益の源泉」とか何とかぬかしておきながら、このような高ボラ相場でただただ見ていたことに対して残念に思っている。まぁ、翌日からは下手くそながらもなんとかかんとか足掻けたわけだが、なかなか自分が思い描いているような売買は何年経ってもできないものだなぁ…とつくづく自分の才能のなさに嫌気が刺す。


~「損出し」を目的とする損切りは毎年のことだが、今回の損切りは正真正銘のまともな損切りで、CFDでまともな損切りをしたのは約1年ぶり。1年前の損切りは金額にして10万程度のものだったが、一歩間違えれば150万程度の損切りになっていた場面もあり、実に危ない場面を凌いだのだが、今回はとうとう捕まってしまい、ついに私にも相場の洗礼がきたか…という感じで、欲を出し過ぎた結果、身から出た錆であり、私のブログをご参考になさって日々奮闘されている方々には誠に申し訳ない気持ちで一杯である。私は機械ではなく人間なので、こういうこともあるのだろう…と、反面教師となさっていただければ幸甚である。


~今回失敗した原因を単なる「欲」で片づけてしまってはあまりにも不親切極まりないので、自分なりに原因を追究してみたことを以下に記載しておく。

私がナスダックのシステム売買を始めたのはコロナショックがやや終わりかけた時で、昨年の2月4週目。思えばあの頃は本当に慎重に手掛けていたので、危険を察知して「休む」ということもしていたし(実際は高値掴みが嫌で指を咥えて見ていただけ…という説もある。)、当初のレートでは適切な資金管理ができたのは間違いない。今振り返ってみてもそう思える。

ところが1年が経過し、ナスダックは文字通り青天井の如く淡々と上昇し続けた。当初のナスダックのレートは大体12000ドルぐらいだったか。それが今はどうだろう。今月に暴落したといえども14400ドルぐらいにまで上昇している。

実はこの1年間は非常に上手くいっているつもりだったので、当初の設定を一度も変えることなく暴落を迎えることとなったのだが、この「設定の変更しなかった」ことが敗因の1つ。上手くいっているやり方は継続するのが吉と出ることが多いと思うが、今回の話はそういう話ではなく、算数的な「割合」の話。

例えば、100ドル下がったら買って200ドル上がったら売るのを目安に運用をしていたとする。この例の場合、レートが10000ドルの時に100ドル下落すると1%の下落があれば買うということになる。ところが、レートが16000ドルにまで上昇した時の100ドルの下落率は0.625%となるので、このやり方を続けていると当初の想定よりもどんどん浅い押し目買いを決行することとなってしまうのだ。同じやり方を継続するのであれば、レートが16000ドルにまで上昇した時に買えるのは160ドル下落した時。つまり、ずっと100ドルの下落で買い増ししてしまうと高値圏で大量のロングポジションを残してしまうことになってしまうのだ。こんな単純なカラクリに気が付けなかったとは全く何年やっても進歩がなく、失敗をしないと気が付けないのだなぁ…と、つくづく自分が嫌になる。

もう1つの原因は、証拠金率の上昇。私がCFDで運用している業者はGMOクリック証券なのだが、ここのCFDは「セーフティーバルブシステム」といって、個々のポジションにロスカット値を設定できる代わりに、個々のポジションに証拠金を割り当てなければならない。当たり前の話だが、証拠金もレートが低いうちは金額が小さく、レートが上昇するにつれてどんどん大きくなる。つまりこのシステムだと、高値掴みをしてしまったロングポジションには高値圏のレートを基に算出された大きい証拠金がずっと必要になるので、損切りをしないと資金を圧迫する要因になってしまうのだ。


~「おかしいなぁ…、当初計算していたよりずっと資金の減りが速い…」

そう感じざるを得なかったのは、主にこの2つが原因だった。このことにようやく気が付いたのがなんと!先週末(笑)。(仕組み自体は分かっていたが、体では分かっていなかったということ。)高値掴みしたポジションを1つ切っただけで、まぁなんと証拠金に余裕が出ること!(笑)

こうなったら確定損も含み損もどちらも損には違いなく、税金のことは一旦忘れて損切りを決行。効率良く資金を回した方が得だし、今後更なる暴落があるかもしれないので、えいままよ!とばかり今週はバッサバッサと高値掴みをしているポジションを1つずつ切り捨てた!これで一応欲張って裁量で建て過ぎていた高値掴みのポジションは整理できたことになっている。

個人の場合、繰越損失が認められるのは3年しかなく不安は拭えないが、(それ以前のこととして、繰越損失の確定申告が面倒。)まぁ月足36本もあればなんとかかんとか上昇してくれるだろうという憶測と、損切りした時より多いポジションを低いレートで建て直し、レートが当初損切りしたラインにまで戻れば、損切りをしても理論上は必ず利益が出せるのだ。おや、これは必勝法ではないか?

レートが必ず戻るという保証はないので、(ここ重要!)この似非必勝法はナンピンの亜種といえる。聖杯には程遠いが、株をスイングで運用している輩がやっていることは大体これと似たり寄ったりのやり方がベースになっているのではなかろうか。そんなことを考えていると、「パイオニ屋」こと、故立花義正氏の本を無性に読み返したくなってきたねぇ…。


~「欲張らない」

「安いところで買い、高いところで売る」

これを淡々と繰り返し、できれば損切りはしないに越したことはない。ただ、損切りをしないためにはレバレッジを1倍以下に抑える必要があり、さりとて1倍では全然儲かった気がしないので、3倍ぐらいまでは大丈夫だよね…、いやいや5倍までは…などと欲にまみれて資金管理を怠ると、いつかは必ず損切りをせざるを得ない場面に遭遇し、効率良く儲けるつもりが逆に大きなドローダウンを喰らうこととなる。このあたりの兼ね合いが実に難しく、またこれが相場の醍醐味ともいえるのではなかろうか。

米国S500 日足

~このチャートは米国S500(S&P500)の日足。別にナスダックでもダウでもよかったのだが、なんとまぁ、今週は髭の多いことよ!こんな日足、未だかつて見たことがない!壮絶な殴り合いとなっており、多数の死者が出たものと推察される。

今週は終値レベルで陽線、陰線、陽線、陰線、陽線となり、髭を根拠にトレードする私のスキャルピングのやり方をこれに当てはめると全く機能していないことが見て取れる。こんなイレギュラーなチャートが示現することもあるのだ。相場に絶対はないということを改めて思い知られる典型的なチャートが示現したため、FXをなさっておられる方もご参考になさっていただければと思う。


~来週以降も油断はできないが、イベントを通過し、今の争点はウクライナ情勢がメインになっているような気がする。今更ながら株が下落したのに原油が上昇したのは、おそらく「地政学的リスク」が意識されているからではなかろうか。平和ボケしている日本に住んでいると地政学的リスクを軽視しがちだが、世界の投資家は今おそらくウクライナ情勢に注視しているものと推察される。

どういうアルゴリズムで売買判断を下しているのかは分からない。ただ、かつて円高のリスクとなっていた北朝鮮の飛翔体が何発発射されても今は無風ということから推察するに、その時々のブーム、キーワードが存在して、ある時は飛翔体、ある時は恒大集団、ある時はウクライナ…など、そのキーワードがニュースに流れる度にAIによる売買が執行されているように思えてならない。

最近よく感じるのは、情報とは全く逆の値動きが示現しやすい傾向。例えば、

・ビットコイン暴落⇒情報が出るや間もなく上昇
・ビットコイン急上昇⇒情報が出るや間もなく暴落
・NYダウ1000ドル超の下落⇒情報が出るや間もなく上昇
・北海原油が史上初の90ドル越え⇒情報が出るや間もなく下落

といった感じで、情報に素直に飛びつくと高確率でやられるという傾向。

カイジ2

いつかはこの動きを逆手に取るAIも出てくるだろうから、裏の裏は表となる時代が来るかもしれないし、来ないかもしれない(笑)。まぁ、要するにどこまでいっても相場は裏のかき合いである以上分からない、ということに尽きる。だから予想に基づく売買はせず、安いところを買って高いところで売る努力をし続けようと思う。今はそういう心境になっている。


~閑話休題。ヒロセ通商さんとのタイアップ特典「自分年金型積立手法 メキシコペソ円編」の運用状況のご報告。2021年8月19日より元金30万円で開始し、マニュアル通り忠実に運用してフォワードデータを約1週間毎に公開し続けている。(元金は2021年11月24日(水)に20万円入金し、50万円に増資している。)

1月5週目 メキシコペソ円

今週の確定損益は3552円。運用開始から164日が経過し、現時点で取らぬ狸の年利換算をすると、含み損益込みで約42.1%といった推移になっている。誇大宣伝とならないよう、元金は30万円ではなく50万円で利回りの計算をしている。

ボラティリティーが低下し通常相場に戻った感じがあるので、1月20日(木)に設定を低ボラ用(下落相場用)に変更しているのだが、今週に関しては微妙。もう少し利幅が広い方がトータルで見た収益率は上がる傾向があるかもしれない。しかし、約定が全くないというのも人によってはストレスの原因となり、継続が困難になるリスクを生みかねないので一長一短がある。

パフォーマンスを良くするには、手法の工夫だけではなく、業者選びも重要。ヒロセ通商さんの高スワップ水準やスプレッド縮小が寄与してくれているのは言うまでもない。

同じようなやり方を豪ドル円や米ドル円でやってもいいし、CFDでやってもいいと思う。投機は難しいが、利殖は欲張らなければ比較的簡単なので、投機で結果が出せない方は是非ご参考にしていただけば幸甚である。

自分年金型積立手法 2021年約定履歴

メキシコペソ円ですらこのようなパフォーマンスが示現するのだから、米ドル円や豪ドル円ならさらなる高パフォーマンスとなることはご想像に難くないであろう。ご参考までに、長年実践を続けている米ドル円、豪ドル円での自分年金型積立手法の2021度のパフォーマンスは、11万6974pipsのプラスと相成った。金額にして119万1814円のプラス、年利換算では驚愕の375.9%となっている。


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本レポート内容に関するご質問はもちろんのこと、FXでお悩みのことがあれば、ブログ内コメント欄、メールフォーム、ツイッター経由にて、何でもお気軽にご相談いただきたい。

ちなみに、今私がCFDで運用しているやり方も、この「自分年金型積立手法」をベースとしている。

※ツイッター⇒FX 億トレーダー「しん」


~それでは、来週も頑張っていきましょう!

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しん



初めまして。「しん」と申します。
兼業トレーダーです。
パチンコライター⇒独立開業、現在に至ります。

※タイトル下にあります書き出し文について

田山ファンの方々におかれましては、ご気分を害された方がおられるのではないかと思います。誠に申し訳ございません。

故田山幸憲プロは、私のパチンコスタイル、さらにはFXでのトレードスタイルにおいて多大なる影響を受けた方の1人で、今でも心の師匠として生き続けており、憧れの存在でもあります。田山プロの境地に立てるよう、日々精進を続けていますので、何卒ご容赦くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

※FXで勝てるきっかけを与えてくださったのはJFXの小林社長。ヒロセ通商さん主催「プレミアム大反省会」で、小林社長直々に「仲値トレード」、「プライスアクション」、「ポジションの傾き」について教えてもらえたことが大きかったです。トレーダーとして尊敬しているのはジュンFXさん。次々と新たなる目標を掲げて活躍されておられるジュンさんの背中を追い続けています。

私のスキャルピングのスタイルは、一言で言うと、「大口のエントリー方向に後出しジャンケンの要領で入り、コバンザメのように張り付き、大口が利確する前におこぼれを頂戴する」ようなイメージのスタイルです。

◎卒業論文
・ピアノ演奏
 ショパンポロネーズ作品No.40-1

〇資格
・小学校第一種免許
・学校図書館司書教諭
・日商簿記2級
・税理士科目(簿記論、財務諸表論)
・普通自動車運転免許


〇趣味
将棋(アマ四段)
ソフトテニス
ブログ巡り
株主優待の有効活用法を考える、など

日々のつぶやき(ツイッター)

管理人「しん」のオススメFX業者

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