勝ち組に回るための脱皮考その47 どうしてまだFXをやってるの?

~毛染めの予約時間まで時間があるので、勝ち組に回るための脱皮考シリーズの記事を書こうと思った次第。今回は軽めの記事にしておこうと思う。


~少し前の話になるが、

「株の方が勝ちやすいとおっしゃっておられるのに、どうしてまだFXをやってるんですか?」

という鋭いご質問をいただいたことがあり、その方にはすでに個別に回答をさせていただいているのだが、以前の記事にも書いた通り、パチンコ、株、FXの3種類の難易度は、

難易度 低 パチンコ<株<FX 難易度 高

と感じていることに今も変わりはない。なので、ご質問者様からすればなぜ株に完全にシフトしないのか?というご指摘も至極当然のご指摘のように思う。

株はロングに優位性があることが明白であり、FXにようにロングかショートかを悩まないでいい分難易度が低いと、単純にそう思っているだけのことで、実は私が株の難しさを知らないだけなのかもしれない。


~さて、ご質問に対する回答だが、理由は主に2つ。

1,これまで培ってきたFXという土俵での経験と知識(アドバンデージ)があり、今もなおFXで稼げる環境がわずかながら残っているから(株の方が勝ちやすいと認識していても、また新しい分野での挑戦にはそれなりの準備、検証など、時間と労力を要する。)

2,資金を少しでも有効に活用したいから


~1について

稼げなくなった市場にいつまでもダラダラ残るのは確かに得策ではないかもしれない。しかし、少ない金額しか稼げなくなっても、自分なりのやり方がまだ通用するのであれば継続するべきで、世の中そうそう旨い話はない…という考えを持っている。「隣の芝生は青く見える」ように、FXがダメなら株に、FXがダメならCFDにという安易な目論見だけでは上手くいかない。FXにはFXでこそ通用する優位性のある手法があり、株には株なりの優位性のある手法があるので、その両方を持ち合わせているのであれば、別に併用したって構わないのではなかろうか。

ただし、私の場合はあれこれ手を出し過ぎてしまって、どれも中途半端な売買になってしまっていることは否めない。FXは秒スキャと超長期目線の自分年金型積立手法の併用、株は単なるバイ&ホールド。1つの商品を極めようとする努力は正直に申し上げてあまりしていない。

秒スキャは「勝ちと負けを繰り返す中でトータル収支としての勝ちを目指す」べきものだと認識をしているので、負ける時は結構負ける。10連敗も別段特別なことではない。でもトータルで勝てるという理論武装はしているつもりなので、これで良し。

自分年金型積立手法は、めちゃくちゃ乱暴な言い方をすると、主要通貨同士の通貨ペアに関しては超長期目線ではレンジだと思っていて、リスク管理次第でどうにでもなると思っている。(どちらかというと長期的には円安方向に向かうという予測は持っている。)ドル円なら70円、豪ドル円なら50円といったざっくりとした下値目途を持って、安い時に買い、高くなったら売るだけ。上値目途については、本手法では買いからしか入らないことや、私は長期円安派なので特に気にしていない。つまり方向性をロングに絞ってリスク管理を徹底するだけで利益が出せるから、これはこれで良し。

それなら自分年金型積立手法を株の個別銘柄でやったらどうなの?ということについては、個別銘柄だといかにその企業が今現在優良企業であっても将来倒産するリスクはゼロではないため、こういった運用法は個別銘柄ではしないようにしている。先進国と一企業、どちらの信用性が高いかは明白。よって、自分年金型積立手法はFXでやり、日々スワップの恩恵も受けながら実践するのが望ましいという結論に達している。

株で自分年金型積立手法をやるなら、日経225やNYダウなど(CFD)に投資するべきだと思う。理由は国と一企業の比較と同じ。一銘柄より複数の銘柄で構成された指数に投資する方がリスクが少ないだろう。


~2,について

自分年金型積立手法は、リスク管理を徹底しなければ最後にドカンと負けるため、レバレッジをかけて効率良く利益を上げることができない。これがデメリットであり、投資・投機というよりも利殖に近い手法。なので、普段はリスクに備えて資金を待機させておかなければならないのだが、こういった待機資金を活用してFXのスキャルピングをやるのは有用ではないだろうか。(もちろん、スキャルピングで負けるようであれば本末転倒だが…。)

スキャルピングのポジションは絶対にロールオーバーはさせない。これさえ守れば、出金処理の速いヒロセ通商さんやJFXさんのようなFX業者を活用することにより、最短で当日に資金を引き出すことも可能で、有事の際も十分対応ができる。元々メイン手法の待機資金なので、1円でも儲かればそれでいいのである。キャンペーン目的であってもいいではないか…(心の声)

当日出金を謳っている国内業者は他にもいくつかあるが、実態は違っていた業者もある。トレイダーズ証券(みんなのFX、ライトFX)は過去に一度出し渋りをされた経験があり、有事の際はどうなるか分からないので、当日出金を期待してはいけないと思う業者。オアンダジャパンに関しては論外で、私の過去の経験上では当日出金できる可能性は約50%。まぁ過去の話なので、今は改善されているかもしれないが、私はすでにネグラ替えしてしまったので、今のオアンダジャパンの出金事情に関しては不明。ゴールデンウェイジャパン(FXTF)は200万円未満なら問題なく当日出金ができるが、1000万円以上の出金だと3営業日かかるのがネック。外為どっとコムも200万円以下の当日出金は問題ないだろう。国内業者に関してはほとんどの業者の使い勝手を身銭を切って比較しているので、無駄に知識と経験だけはある(笑)。

少し話がそれてしまったが、スキャルピングで利益を上げるのが難しい場合は、スワップのサヤ取りなどで資金を有効活用する手もある。ただし、昨今では約款によりこれを禁止行為としている業者もあるため、サヤ取りをされる際は各FX業者の約款をよく確認してから実践するようにしていただきたい。


~3.その他FX関して思うこと

多くのトレーダーにとって、FXの最大の魅力はレバレッジであり、「少額の資金でも短期間で大金を手にすることができる可能性を秘めている金融商品だから」である。これはもう言い切ってもいいだろう。確かに毎年一定数は必ず小額を元手に短期間で大金を手にする人が雨後の筍の如く出現している。その確率は宝くじを買うよりは高いだろう。だが、ここで冷静に考えていただきたい。

投資・投機で採取的にトータルプラスで生涯を終える人の割合は約10%と言われていて、その10%のうち約1%が生涯収支で1億円以上を稼いでいると言われている。この情報元は信ぴょう性がある所から拾ってきたものではないから信用していただかなくても別にいいのだが、私はこの割合は当たらずも遠からずだと思っていて、仮に日本在住の個人40万人がFXに参加しているとすると、約400人ぐらいはごく短期間で億を稼いでいることになる。参加人口が増えれば成功を収める人数自体は増えるだろう。でも割合的には参加者全体の0.1%…。いや、この0.1%の中には、コツコツ長期に渡って堅実に投資をしてきた人も含まれていることから、FXで小額を短期で大金にできる確率は正確には0.1%以下だろう。貴方様は今の方向性の努力を続けることにより、いつしかこの0.1%以下の狭き門をくぐれると本気で思われているのだろうか。

具体性を持たせるため、ここでは小額=10万円、大金=1億円として1つの例を挙げると、

・10万円を元手として、倍々プッシュで倍になるか、ゼロになるかの2択でエントリーする
・市場がランダムウォークであることを前提とする
・スプレッドを考慮して勝率は49.5%とする

仮にこのような条件の場合、10連勝して1億円に到達する確率は、

0.495の10乗≒0.09%となり、上記の割合とほぼ一致する。

つまり、このような分析でも小額を大金にできる確率は0.1%以下であるから、私が思うに、小額を大金にするには手法がどうのこうのというより、かなりの「強運」が必要なように感じる。(運+数千万円まで資金が増えてもドロップアウトしない強靭なメンタルも必要。)

アメリカ横断ウルトラクイズ

賢いだけ、実力があるだけでは後楽園→成田空港でふるい落とされてしまうのだ。(何のこっちゃ…^^;)

逆の言い方をすれば、恐ろしく運のいい人が毎年どこかに必ずいて、その運のいい人がメンタルも強ければ億り人になるということ。私はこういった類の成功者の手法や考え方を真似したり勉強したりしても、その努力が報われる確率は統計的に見て0.1%以下と思っていて、小額を短期間で大金にした人の言うことや煽り文句が派手な情報商材からは学ぶべきことは少ないと考えている。

実際に億ったのであれば成功者には違いないのだが、このような人に教えを乞うのは、

「どうやったら宝くじに当選することができますか?」

と聞いているのと同レベルのように感じてしまうのだ。その人と同じことをしても同じ相場は二度と来ないので、再現性はないに等しいと思う。まぁ、人の価値観は本当に多種多様なので、

「確率が0.1%程度もあるのならチャレンジしたい!」

と思う人もいることだろう。それはその人なりの考え方、感じ方であるわけだから否定はしない。

繰り返しになるが、FXで小額を短期間で大金にできる確率は0.1%以下と考えるのが妥当。それを肝に銘じて甘い話の誘惑に乗っていただきたい。

そういう考えを持っている私がなぜFXでそれなりの収益を得ることができるようになったかというと、私は小額を短期間で大金にした訳ではなく、中規模程度の資金(FXは300万円程度。株の資金や緊急資金も含めると1000万円程度。)を原資として、20代の頃からコツコツ投資し、たくさんの失敗も積み重ね、爪に火を点すような生活を続け、約14年かけてようやく1億円を貯めたばかりなのだ。決して才能があった訳ではなく、「諦める」ことによって結果を出せた凡人以下の投資家だと自分ではそう思っている。

労働により対価を得て原資を増やしながら1000万円を数年かけて1億円にするのと、10万円を1~2年で1億円にするのと、どちらが成功する確率が高いか?ここをよく考えていただきたい、というのがここでの本論である。

「どうやったら勝てますか?」

と真剣に悩んでいる人に対して、投資は危ないからやめておけ、とまでは言わない。資金が増やせる確率の高い運用方法を自分なりに模索し、その結果FXが有利な商品だと考えたのなら、甘い誘惑や「欲」に負けず、淡々と確率が高いと思う運用を続けるのが最も成功する確率の高いやり方ではなかろうか。

FXが有利な金融商品である分かりやすい例として、銀行の「外貨預金」とFXを比較してみるとよい。外貨預金のスプレッドも数年前と比較すると随分条件が良くなったが、それでもFXにははるかに及ばない。外貨預金に預けたつもりで国内FXを活用し低レバレッジで運用する分において何の損があろうか。FXが悪い訳ではない。自分の「欲」に負ける自分がいけないのである。


~軽めの記事にするつもりが、帰宅してから内容を追加して結局長めの記事になってしまった。申し訳ない。いくらかでもご参考になさっていただければ幸甚である。

最後までご高覧いただき、誠にありがとうございました。

コメント

非公開コメント

しん



初めまして。「しん」と申します。
兼業トレーダーです。
パチンコライター⇒独立開業、現在に至ります。

※タイトル下にあります書き出し文について

田山ファンの方々におかれましては、ご気分を害された方がおられるのではないかと思います。誠に申し訳ございません。

故田山幸憲プロは、私のパチンコスタイル、さらにはFXでのトレードスタイルにおいて多大なる影響を受けた方の1人で、今でも心の師匠として生き続けており、憧れの存在でもあります。田山プロの境地に立てるよう、日々精進を続けていますので、何卒ご容赦くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

※FXのスキャルピングでは、JFXの小林社長を私淑しております。執行時間軸は1分足、利確の目安は1.5~2.5pips、損切の目安は1~5pips。(ドル円の場合。)

一言で言うと、「大口のエントリー方向に後出しジャンケンの要領で入り、コバンザメのように張り付き、大口が利確する前におこぼれを頂戴する」イメージのトレードスタイルです。

◎卒業論文
・ピアノ演奏
 ショパンポロネーズ作品No.40-1

〇資格
・小学校第一種免許
・学校図書館司書教諭
・日商簿記2級
・税理士科目(簿記論、財務諸表論)
・普通自動車運転免許


〇趣味
将棋(アマ四段)
ソフトテニス
ブログ巡り
株主優待の有効活用法を考える、など

日々のつぶやき(ツイッター)

管理人「しん」のオススメFX業者

ヒロセ通商さん〈タイアップ中!〉 ------------------- JFXさん------------------------

応援いただき、ありがとうございます♪

よろしければ、ポチっとお願いしますm(__)mーーーーーー にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村ーーーーーー にほんブログ村 為替ブログ FX オリジナル手法へ
にほんブログ村ーーーーーー にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村ーーーーーー にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ
にほんブログ村ーーーーーー

メールでのお問い合わせはこちら♪

「俺にも手法を教えろ!」といったご要望やご質問などございましたら、ご遠慮なくお申し出ください。

名前:
メール:
件名:
本文:

相互リンク募集中♪(リンクフリー)

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

QRコード

QR

月別アーカイブ

現在の閲覧者数: