個別懇談１日目

　今日は近くの老人ホームとの交流日。笹飾りをつけたでっかい笹をもっていざ老人ホームへ。途中、笹飾りが風で外れてそこらへんの道に散らばり近所迷惑なことこの上なし。あげく、「帰れ～！」とご老人に手厳しい歓迎・・・。今年で７年目になるらしいが、年々、重度の痴呆の方が増えておられるようで、子どもらは怖がるし、交流なんかできたもんじゃない。もうやめたらいいのにな。

　ところで昨日から隣のクラスのＴ徳先生が倒れた。詳しいことは聞いていないが、７月いっぱいは休まれるとか。代わりに教頭やら、今日から来たスクールサポーターやらが見ているが、ほとんどがスクールサポーター頼り。免許もない人にクラスを任せないといけないほど今は人がいないのだ。それでなくてもうちの学校は２年が３５人学級を適用しているから、人手が少ないし。

　個別懇談の途中、時間がすこしあいたので職員室に戻ると、スクールサポーターの○○さんがいたので「お疲れ様でした。担任みたいで大変だったでしょ。」と声をかけたら、「ホント大変でした！でも貴重な経験ができてよかったです。」との答え。その後間髪入れず、「あのー。しん先生って大教ですよね。」と意外な質問。「そうだけど？」と答えたら、「私も大教なんです！しかも２部なんですよ。」という返答。どこから俺が大教２部だという情報を仕入れてきたのかは知らないが、こんな奇遇なこともあるもんなんだなと、一変に親近感が沸いていて、いろいろと大学のことを話した。生物学のＯ野教授などはまだいるらしい。思いついた教授が保健体育のこかりんだったので聞いてみたら、こかりんはちょっと分からないとのこと。（ローカルな話でごめんなさい。）

　しかし、○○さんの年齢を聞いてちょっとがっくり。彼女は３Ａで２１歳。９つも年が違うんだね・・・。もう俺もそういう年になるんだねー。彼氏いるのかなぁ。「え～！そうなんですか？全然見えないですけど。」といつも言われるんだけど、３０は３０だからねぇ。俺は平均すると大体２５ぐらいに見られることが多い。よく言われるベスト③は、①絶対私より年下やと思ってたのにー。②ウソばっかり～。③どこの大学の方ですか？

　「じゃあ、今日も今から大学行くの？」と聞いてみたら、「そうなんです。」との答え。「毎週火曜の約束だったんですけど、Ｔ徳先生の体調が悪いので、木曜と金曜も来てくださいって言われてるんです・・・。」サポーターどころかほとんど講師扱いだ。「俺は向かいのクラスだから、なんか困ったことがあったらいつでも聞いてね。」とだけ言っておいた。実習もまだやというのに、今日はおそらく何をやったらいいかなんて全然分からなかっただろうと思う。木曜は大学の先輩としても助けてやらないと。。。。