昨日は久々に夜更かししてしまいました^^;本日も昨日に引き続きFXの勉強をしています。
いつもは疲れた疲れた言うて寝てばっかりいる三年寝太郎なんですが(苦笑)、やっぱり好きなことをしている時間ってのは疲れないんですかね?今日は睡眠時間3時間程度ですが、時間がもったいなくて、ついついFXのサイトばっかり見て回っています(^_^.)
裁量トレードが最良である、という結論に変わりはないのですが、現実問題として、その域に到達するのは生涯勉強に徹したとしても土台無理な感じがしています。でも、そこに近づくための努力はし続けなければならないと思っています。
となると、どこかで妥協点を見つけて、許容できるリスクの範囲内である程度の収益を得られる手法を模索することになるわけです。今やりたいと思っていることは、まだ誰もが全否定をしてない客観的テクニカルトレード、(最終的には主観的テクニカルトレードでも利益を出せるよう、独自のストラテジーを確立させる。)です。しかし、仕事が忙しいので、勉強時間もそれほど残っておらず、自分が良さげに思うEAを見つけて稼動させる、(自動売買)という手もあると思っています。
何度も言うように、本当は私は自動売買が最良だとは思っておらず、むしろそのような他力本願的なもに頼るのであれば、自分でEAを開発できるようにならなければ手を出すべきではない、という正論も百も承知、二百も合点はしています。
焦りが出てきているのかもしれませんが、何か行動を起こさなければ得るものもありませんよね…。
しかし、自動売買に投資するにあたって、どうしても自分の中で解決しておかなければならない課題があるのです。それをクリアできない限りは、信頼してEAを稼動させることができず、ドローダウン地獄に陥るのは目に見えているからです。
では、その課題とは何なのか?興味がお有りな方は続きをどうぞ♪
当ブログに長いことお付き合いいただいている方ならご存知かとは思いますが、私は若かりし頃はパチンコというもので生計を立てておりました。蛇足ではありますが、石橋を叩いても渡らない独自の立ち回りを確立し、15年間月間収支無敗という実績を残し、無敗のまま引退をしました。「パチンコウォーカー関西版」という雑誌に毎月コラムを書かせていただき、収支結果も毎月公表をしていました。
引退した当初は、負けられないプレッシャーからの開放感がは大きく、気持ちも晴れ晴れして伸び伸びとやっていたのですが、引退とほぼ同時期に始めたFXでも、長年培ってきた勝負勘や性分からか、やはり徐々にそのスタイルを引き継いでしまい、(現状勝っているのでこのスタイルも悪くないのかもしれませんが…)損無利小の売買をしてしまっているのが現状です。私の理想とする売買スタイルを確立させられるよう、現在模索している次第であります。
で、そのパチで勝ち続けたスタイルなんですが、基本的なスタイルは、今更言うまでもない、確率的な「期待値」に基づいた正攻法の立ち回りです。パチンコでは期待値が計算できるんですよね。まともなパチンコ台がまともに稼動していれば、こんな簡単に勝てるギャンブルはありませんね(笑)。(私は世の中そんなに甘くない、という現実主義的な視点も常に持って立ち回っていました。)
なんだ、そんなことか、と失望された方もいらっしゃるかと思いますが、これ、実践するのって結構心理的なプレッシャーがあるものです。期待値を信じて2000回ハマリを経験したことがある方ならご理解はいただけるかと思います。なぜ月間単位という短いスパンでも結果を出し続けられたかというと、簡単に言ってしまえば、荒い機種を選択せず、怪しいと思うものには手を出さず、1日単位で結果を出すために、リターンよりもリスクヘッジを重視していたからです。ま、本題からは逸れますので、その類の話は割愛させていただきます。
閑話休題。FXの自動売買においても、やはり理論上は「期待値」というものが存在するはずなんです。これさえ分かれば…。
そんなの、バックテストすればすぐ分かる、と言われるかもしれませんが、それは統計学に基づいた過去の事象に対するものです。相場は常に動いていますから、過去の事象に対してのバックテストは参考程度にしかならないのです。カーブフィッティングがいい例です。カーブフィッティングもクリアしたEAならかなり有望だとは思いますが、なお「真の期待値」が不明なのです。
投資競馬で、マーチンゲールの法則に基づいた追い上げ方式の必勝法をさも本当の必勝法のように書かれている書物がありますが、これらの類では、1番人気の勝つ確率は約35%だったか、2番人気の勝つ確率は約20%だったかで、過去に連続で2番人気が来なかった回数は最大で○○回なので…資金をいくら用意してリスクマネージメントをすれば…的なことが書かれています。過去に来なかった連続回数が○○回だからといって、いざそれに並んだ時に賭け続けていたとして、次のレースでは100%2番人気が来るってことですか?そんなわけないですよね(-_-;)これって、本質的には確率論を無視していて、現状多くの方がやっている巷のFXの自動売買と現状何ら変わりがないと思うのは私だけでしょうか…。(自動売買で利益を上げられている方ならなおさら、私の思っていることには共感していただけるのではないでしょうか。)
決定的な違いは「回収率」(胴元に払う手数料)で、FXの方がテラ銭が断然少ない(スキャルピングの場合は一概には言えないかもですが。)ので、勝ちやすいのは当然なんですよね。でも、自分が稼動させている期待値がマイナスだったら、今は調子が良くても、大数の法則にしたがって、売買回数が増えれば増えるほど資産は減ってしまうではありませんか。
だから、不調なシステムはポートフォリオから外せばいい、という発想が生まれてくるのだと思いますが、その外したストラテジーの期待値が実はプラスだったとしたら…大局的には損をしているわけで、理論上は好ましくない行動といえます。こんなことを考えていますと、そもそもテラ銭の存在するギャンブルで真の期待値がプラスのストラテジーってあるのか?…とか思ってしまいます(-_-;)
真の期待値…。これを判別するなんらかの考え方や指標のようなものがあればいいのですが…。確率論に基き、真の期待値を算出してEAを稼動させることができれば、例え他人のEAでも、ストラテジーさえ公表しているものなら安心して稼動させることができる、と思うわけです。
ネットを検索していますと、良さげな書籍を1冊見つけましたので、早速読んでみたいと思っています。目から鱗が落ちればいいのですが(笑)。
そもそも売買は、双方の買いたい売りたいという合意がなければ成立しないので、FXも所詮はライアーゲーム。騙した方が勝ち、騙された方が負ける…。そう考えると、堂々と無料で公表されているEAが利益を出し続ける、(真の期待値がプラス)というのは、やっぱり眉唾ものなんでしょうかね…(^_^.)まぁ、FXの場合は市場規模が大きいし、皆が投機目的で売買をしているわけでもないので、この辺りはあまり気にしなくてもいいのかな?
というわけで、真の期待値を計算する方法が分かるまでは、本当は自動売買には手を出したくないけれど、早く大きく利益を上げられるようになりたい、という焦りの気持ちと板ばさみになっている、というのが今の私の状況ですね(>_<)
まぁ、勢いのあるEAに乗っかって適当なところで引く、というやり方もありかな、と思うのですが、私の性分がそれを許すかどうか…(苦笑)。
裁量トレードの技術を磨くのが、遠いようでやはり一番近いのでしょうかね…。
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